工務店で選ぶなら必要な基礎知識!詳しく知って最適な家づくりのパートナーを見つけよう!

家づくりを考えたときに、まずはパートナー選びが大切です。
基礎知識として建築するためには、ハウスメーカーや工務店を間に介する必要があります。
では、この2つの違いは何でしょう。
簡単に申しますと全国展開している規模の大きなものが前者で、地域に密着した営業を行っていることが後者だと考えられます。
これら両者の特徴とメリットを知った上で、理想の地域で理想の暮らしが叶う役立つ情報や金銭的な差についてを比較していきましょう。
工務店で選ぶなら必要な基礎知識!詳しく知って最適な家づくりのパートナーを見つけよう!
大手ハウスメーカーの住宅展示をまわり、同じ坪数・間取りの家を見て金額を聞くと、メーカーが違うだけで100万円から300万円程費用に差が出たという経験をした方がいらっしゃるのではないでしょうか。
これを防ぐことができるのが、工務店です。
工務店というと小規模というイメージが、あるかもしれませんが家づくりのパートナーとして大きなメリットがあります。
地域密着型ですので、その地域での費用や気候に合った間取りの提案が正確です。
そして最も必要な情報を正しく提供してくれるのが、工務店の良さです。
フランチャイズ型の大手工務店と地域密着型の違い
ハウスメーカーや工務店や設計事務所など家を建てる際に重要なパートナー選びは、後悔することのないように慎重に選びたいものです。
家の購入はほとんどの人にとって高額で住宅ローンを組み、何十年もかけて返済を行うという人が多いです。
家は建てた後のアフターメンテナンスもお金がかかり信頼出来る会社に、そして何かあった時に迅速に対応してくれる会社を選ぶことをおすすめします。
職人が在籍してアフターメンテナンスも、迅速に対応してくれると多くの人達から選ばれているのが工務店です。
工務店とは言っても種類がありハウスメーカーの規格プランを取り扱っているフランチャイズ型の大手工務店と、地域密着型の会社とその中間どちらの特徴も持ち合わせている会社の3つに分けられます。
フランチャイズ型と地域密着型の大きな違いはアフターメンテナンスの迅速さで、施工エリアを限定している地域密着型の方が迅速な対応をしてもらえるケースが多いです。
どのタイプの会社が自分達の希望に合っているのかをよく考えた上で、家づくりのパートナーを選ぶことが大切です。
工務店が持つノウハウや技術力の差
工務店が持つ技術や知識には、大きな差があるといわれています。
たとえば有名なフランチャイズ型の工務店は、加盟店に対し本部が技術や知識を指導しています。
本部が蓄えた家づくりのノウハウも伝えているため、比較的レベルが高いと考えられるでしょう。
全国規模で展開しているフランチャイズなら、各地での事例をフィードバックし加盟店全体で共有する体制も整えているので、信頼性は比較的高いと考えられます。
独立系の工務店の場合は、家づくりのノウハウを教えてくれる相手がいません。
これまでの経験やこれからの現場で培った技術や知識を駆使して、家づくりを行っています。
外部から技術や知識について入ってこない状態だと、どうしてもレベルは低くなってしまいます。
社長の意識が高く積極的に公開されている情報から学び取り入れているならまだマシですが、昔ながらのやり方にこだわり最新情報を取り入れない工務店は不安が大きいので、家づくりの相談は避けたほうが無難です。
工務店ごとに異なる得意な家づくり
工務店にはそれぞれ個性があり、家づくりに対するこだわりや独自の考え方を持っているのが基本です。
工法1つをとっても間取りの自由度が高く、通気性が良い在来工法に取り組む工務店もあれば、強度や気密性が高まるツーバイフォー工法を得意にしているところもあります。
住宅の性能へのこだわりも会社ごとで全く異なります。
地震に強い頑丈な家づくりにこだわるところは多いですし、夏も冬も快適に過ごせるよう、通気性と断熱性の良さを両立させる工務店もあります。
デザインについても同様です。
各会社の公式サイトに施工実績が掲載されているならば、必ずチェックすることをお勧めします。
例えば「和」のテイストを取り入れ、材料にもこだわる住宅を希望するならば、日本らしいデザインを得意にし、厳選した木材を利用することをコンセプトにする工務店を探すのが基本になるでしょう。
逆に海外のテイストを取り入れた石造りの家を希望するなら、選択肢は全く変わってきます。
家づくりに対するお互いのコンセプトが合うパートナーを探すことが大切です。
工務店の対応エリアと建設予定地までの距離
一般的に工務店には、対応エリアが存在します。
エリア内なら住宅の建築やリフォームの依頼を受けてくれますが、エリア外の場合は基本的に対応してくれません。
フレキシブルな対応が可能な工務店なら特別に依頼を受けてくれる可能性はありますが、それでも基本的には地元の会社に任せるのがおすすめです。
なぜ地元の工務店に任せるのがおすすめかというと、良い家を建てるためには建築予定地と工務店の距離が重要だからです。
予定地と距離が離れ過ぎていると、迅速な対応が期待できなくなります。
たとえば現場でトラブルが発生したときも、責任者がすぐに予定地を訪れることができません。
進捗状況のこまめなチェックもできないために、図面通りに家を建ててもらえないこともあるでしょう。
またあまりにも離れ過ぎていると、その土地ならではの事情を理解できません。
家づくりではその土地の気候や事情を考慮する必要があるため、離れ過ぎないことが大切なわけです。
倒産のリスクが低い工務店の見つけ方
工務店はハウスメーカーに比べて規模が小さく、営業・施工エリアが狭いのが原則です。
つまり、金融機関からの融資を受けるにしても限度額に限りがありますから、資金繰りに悩まされる可能性は当然高くなります。
もし倒産してしまうと工事中の家は未完成になりますし、完成していたとしてもアフターフォローが実施されない恐れが生じます。
だからこそ、利用者は倒産のリスクが少ない工務店を選択しなければなりません。
そのための方法は、その工務店の建設業許可証を閲覧することです。
各都道府県庁内にある土木部(部署の名前は各自治体で異なります)では、建築業許可証を一般人にも無料で公開するサービスを行っています。
ここには会社の経営状態や施工件数、従業員の雇用形態など細かい情報が確認できますから、是非確認してみてください。
スムーズに閲覧できるよう、工務店の公式サイトから建設業許可番号を控えて訪問することをお勧めします。
近年、自治体によってはWeb上にこれを公開しているところもありますから、まずはインターネットで検索すると良いでしょう。
工期の長さは工務店に相談するときの注意点
ハウスメーカーが住宅を建てるときには、工場で建築資材を組み立ててから現場に運搬し設置します。
そのため工事のスピードが速く、工期全体を短縮することが可能です。
コストをカットできるのも、こうして効率を追求しているからです。
工務店の家づくりは、基本的に現場で職人たちが資材を一から組み上げていきます。
ハウスメーカーのようにあらかじめ工場で組み立てないので、スピードは遅いです。
その結果工務店の家づくりは、ハウスメーカーよりも長くなりがちです。
具体的にはハウスメーカーなら3か月程度で建つ家を、工務店なら4か月ほど必要になるといわれています。
スピードだけを考えたら、メリットがあるのはハウスメーカーです。
しかし工務店は現場で組み上げるため、その場で臨機応変な対応ができます。
工期が長くなると職人の人件費が増えるなどのデメリットもあるので、臨機応変な対応ができるメリットなどと天秤にかけながら選ぶようにしましょう。
気候や風土を生かした工務店の家づくり
特に注文住宅によるマイホームの建築を行う場合には、建築地となるエリアが重要な意味を持つこともあります。
都市部であれば土地の価格の影響もあり、狭小敷地となる事は決して少なくありません。
また、建築地によっては異なる気候や風土を反映させる、家づくりには欠かす事のできない意味合いも存在します。
全国的にも名の知れた大きなハウスメーカーであれば、どこに家を建てても同様のサービスを確実に受けることができます。
しかし、地域の特徴を反映した建物のを建築するのは、やはり地場の工務店に勝るものはないでしょう。
一年を通して暑く湿気の多いエリアや豪雪地帯であれば、問題解決のための方法やノウハウを豊富に持っているはずです。
交通網が発展している都会と比べ公共交通機関に弱点があれば、駐車場の設置台数や建築場所へのアドバイスも受けられます。
実際に新しい生活を始めた時に如何に快適に過ごすことができるか、契約先として工務店を検討先のひとつに入れる大きな理由はそこにあります。
工務店の家づくりはスタッフとの距離が近い
工務店に家づくりを依頼するには大手ハウスメーカーとは異なるメリットがあり、少数精鋭で営業をしていることが多いので、スタッフとの距離が近いことは魅力になります。
注文住宅の場合は0から設計をする方法になるので、依頼者は希望を全て伝える必要性がありますが工務店の場合は部門が別であっても同じ空間で仕事をしていることが多いので、設計士だけではなく施工するスタッフからのアドバイスを聞くことができる可能性が高まります。
下請けなど他社を挟まない工務店であれば、社員が一丸となって施主の希望を叶えられるように多方面からの提案を受けやすいこともメリットではないでしょうか。
職人においてはそれぞれ担当する場所に違いがあるものなので外観や内装、水回りの設備、エクステリアなど全ての場所に対して職人との距離が近いことで最適なデザインと最適な資材の選定、施主が知らない新しい住宅設備を導入することが簡単になり、全員で情報を共有できる魅力があります。
規模と比例するとは限らない工務店の技術力
家づくりに限らず、規模の大きな企業は信頼できると思いがちです。
工務店も小さな企業より大手のほうが、安心して家づくりができるイメージがあるでしょう。
この考えは半分は正解で、半分は不正解です。
中小規模の工務店には技術力の低い企業も多く、大手よりトラブルが起きる可能性は高いです。
しかし小さな街の工務店でも、大手に負けないほど高い技術力のある企業はあります。
規模の大きさだけ見て決めると、しっかりとした家を建てられる企業を選び損ねることになるので、慎重に見極めなければいけません。
高い技術を持つ工務店は、社長や職人たちの意識が高いです。
いつも最新の住宅工法の情報を収集し、取り入れるものは積極的に取り入れています。
また施工件数が多いのも特徴で、過去1年や2年の実績が豊富なら基本的な技術は持っていると考えられるでしょう。
クオリティの高い住まいを建ててもらうためにも、技術を見極めてから相談するのがおすすめです。
技術力の高い工務店は施工件数が多い
家を建てることを検討しているけれど、どこに依頼したらいいのか悩んでいるという人は多くいます。
ハウスメーカーや工務店や設計事務所などそれぞれに特徴や依頼をするメリットがあり、自分達が家に何を望むのかという点を頭に入れて会社選びをすることをおすすめします。
地域に根ざした施工や、職人の技の高さで多くの人達から選ばれているのが工務店です。
工務店は施工エリアをある程度限定して地域の特性や風土や環境に合わせた家づくりが得意で、施工エリアを限定することでアフターメンテナンスも迅速に対応してもらえることが人気を集める理由となっています。
工務店には職人が在籍していて、レベルの高い職人がいる会社を選びたいものです。
一つの判断材料として施工件数を、チェックしてみると良いでしょう。
会社の規模にもよりますが技術力が高く無駄なく実績を積み上げることで、多くの人達から依頼を受けることにも繋がっていて家づくりと一括にしても様々な施工に対応することが出来る点も施工件数は判断材料となります。
工務店の自由度はハウスメーカーよりも高い
家を建てる際の依頼先としては、ハウスメーカーや工務店や設計事務所などが主な依頼先として挙げられます。
この3つの中でも様々な種類に分かれていて、一生に一度の高い買い物となる人がほとんどの家の購入は後悔しないように慎重に行うべきです。
それぞれに特徴がありますが地域密着型で施工エリアを限定して、迅速なアフターメンテナンスが魅力の工務店を選ぶという人は多くいます。
家づくりに実際に携わった職人が在籍していることで、何か不具合が万が一起きた場合に迅速な対応をしてもらうことが出来ます。
工務店を選んだ人の中では、自由度の高さを挙げる人も多いです。
ハウスメーカーと違い木造軸組み工法を採用している所が多い為、間取りや家の中の住宅設備などの制約が少なく建てる人の希望に沿った住宅プランを立てることが出来ます。
世界に1つだけの家づくりを目指しているなら、建てる人の要望に出来るだけ柔軟に対応してもらえる工務店を検討してみてはいかがですか。
工務店選びで参考になる知人の口コミ
工務店の評価は、外部からはわかりにくいです。
ホームページには自社の魅力を伝える内容ばかりで、本当にこの会社に家づくりを依頼しても良いか迷うでしょう。
そんなときに頼りになるのが、口コミです。
口コミといえば近年はネットで集めるものと思われがちですが、信ぴょう性には疑問符がつきます。
自作自演で評価をつけている場合もありますし、実際に利用していない人が書き込みをしているケースもあります。
つまりネットの情報は真偽不明な点も多いので、そのまま信頼できません。
信頼できる工務店の評価を知りたいなら、顔の見える相手から聞くのが一番です。
具体的には工務店で家を建てたりリフォームをしたことがある知人に相談して、そのときの体験を聞くのが良いでしょう。
知人だけではなく親戚など周囲にいる人から評価を聞けば、信頼できる相手か見極められます。
工務店は家づくりの重要なパートナーなので、情報を集めるときには信頼性に注意してください。
工務店の信頼性を見抜ける問い合わせへの対応
工務店の信頼性を確認したいなら、問い合わせに注目してみましょう。
工務店に何か聞きたいことがあったときには、積極的に聞いてみてください。
その時、早く返信があるのかチェックすることで工務店の対応の早さを確かめることができます。
いつまでも返信をもらうことができなければ、実際に工事をお願いした時の作業も遅いことが予想されるのでよくありません。
対応が早い点を重視してみるとよいです。
また問い合わせした時の対応が良ければ安心して任せることができます。
電話を行ったときに親切で丁寧であれば安心して任せることができます。
担当者の対応が良いことで、その工務店で働いているスタッフ全員の対応にも期待を持つことが可能です。
全員のスタッフが親切丁寧であることだけではなく、まじめであることも期待することができるので、工事をお願いしたときに不満を感じることがありません。
工事をお願いしようと考えた時には、まずその対応について確認しておくとよいでしょう。
工務店に費用を支払うタイミングとそれぞれの名目
工務店に費用を支払うタイミングですが、主に3回あり最初は契約時で名目は着手金として工事費の1/3程度支払いますが、これは自己資金で支払わないといけません。
契約時に工事費の10%、着工時で20%など分けている場合や、自己資金が少ないときは10%ぐらいにするなど状況に合わせて当初の支払いを少なくしている工務店もあります。
次のタイミングは中間(上棟)時で費用の1/3程度、木造住宅などは棟が上がる上棟の頃・RC造り住宅などは屋根までコンクリート打ちが終るころです。
原則自己資金ですが、一部の金融機関は中間金の分割が出来る場合もあり、建て主の資金計画内容で金額を考慮することもあるので先に相談しておくといいです。
最後は引き渡し時で、建物が完成して手直し工事が完了した後です。
工事請負額の残代金1/3を払い、工事請負契約の内容とは別に生じた追加変更工事や別途工事がある時はその代金も支払います。
登記などの手続も依頼しているときは建物の登記費や司法書士などへの登記手続き費、火災保険料などもかかります。